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 第3章  図面範囲
 Q1  図面範囲の設定は何のため?
  Ans1  図面範囲外の領域への作図を禁止するため
  Ans2  印刷時に図面範囲を指定する場合


 Ans1 図面範囲外の領域への作図を禁止するため 
 
(1)[図面範囲]のコマンドは[LIMITS]です。

キーボードから[LIMITS]と入力します。
モデル空間 の図面範囲をリセット:
左下コーナーを指定 または [オン(ON)/オフ(OFF)] <0.00,0.00>:
 <0,0>と入力します。
右上コーナーを指定 <420.00,297.00>: <420,297>と入力します。

 

(2)[長方形]コマンドで四角形を作図します。(左下<0 , 0> 、右上< 420 , 297 >)

 

(3)[図面範囲]コマンドは指定した図面範囲の外側に作図することを禁止することができます。
   初期値は<OFF>(禁止しない)。

下図では図面外にも線分は作図できています。(線分で①→②→③を作図できる)
 
 

(4)図面外には作図できないようにするためには、[LIMITS]コマンドを使います。
   キーボードから[LIMITS]と入力します。

モデル空間 の図面範囲をリセット:
左下コーナーを指定 または [オン(ON)/オフ(OFF)] <0.00,0.00>:
キーボードから、< ON >と入力します。
これで図面範囲の外には作図できません。

 

(5)図枠の外にマウスで指示をしても、入力が拒否(②が指定できない)されます。

このように、図面範囲を指定するのは、範囲外の作図領域への書き込みを禁止する場合に使います。

 

 
  Ans2 印刷時に図面範囲を指定する場合
 
(1)[モデル]タブで印刷するとき、[範囲]の中に[図面範囲]があります。
   この図面範囲は[LIMTS(図面範囲)]で指定した範囲が適用されます。